「ちゃんと寝たはずなのに、朝から首や肩が重い」
「寝違えたわけでもないのに、起き上がると首が痛い」
そんな悩みが続いているなら、
原因は“枕の高さや固さ”ではなく、「首のカーブを支えられていないこと」かもしれません。
枕は毎日使っているのに、
正しい選び方を教わる機会はほとんどありません。
この記事では、柔道整復師の視点から
- 朝の首・肩のつらさが起きる本当の理由
- 多くの人が勘違いしている「枕の役割」
- 首のカーブを基準にした枕の選び方
- 反り腰・横向き寝が多い人が気をつけたいポイント
を、できるだけ専門用語を使わずに解説します。
「枕を変えただけで、朝がこんなに楽になるとは思わなかった」
そんな変化のヒントになれば嬉しいです。

朝起きると首・肩がつらくなる本当の理由
朝の首や肩の不調は、
- 寝返りが少なかったから
- 変な姿勢で寝ていたから
と思われがちですが、
実際は「寝ている間、首が休めていない」ことが大きな原因です。
首は、
- 頭の重さ(約5〜6kg)を支え
※ボーリングの球と同じくらい - 呼吸・自律神経にも関わる重要な部位
にもかかわらず、
枕が合っていないと、寝ている間ずっと首の筋肉が働き続けます。
結果として、
- 朝から首が張っている
- 肩まで重だるい
- 寝た気がしない
といった状態が起こります。
枕の役割は「頭を乗せる」ではない
多くの人が誤解しているのがここです。
枕の役割は、「頭を支えること」ではありません。
本当の役割は、 首の自然なカーブ(生理的弯曲)を支えること。
実感できる簡単なチェック方法
もし家族が、
- いびきをかいている
- 寝息が大きい
そんな時に、
首のカーブの“頂点”を、指全体でそっと持ち上げるように支えてみてください。
すると多くの場合、
- 呼吸音が静かになる
- 息がスムーズになる
この変化が目の前で起こります。
これは、
首のカーブを支えることが、呼吸の通り道を確保するから。
つまり、枕は「首を休ませ、呼吸を邪魔しない位置」にある必要があります。
▶NELLの枕は、
高さを細かく調整できる構造になっているため、
首のカーブの頂点を支えた状態を作りやすいのが特徴です。
「高すぎても低すぎても合わない」と感じている方は、
こうした調整できる枕から試してみるのも一つの選択です。
反り腰の人ほど枕選びで失敗しやすい理由
反り腰の人に多いのが、
- 仰向けがつらく、横向きで丸くなる
- うつぶせが落ち着く
- 枕に“顎を乗せる”と楽に感じる
というパターン。
特に注意したいのがこれ👇
うつぶせで枕に「顎(あご)」を乗せていませんか?
おでこよりも、
顎(あご)を枕に乗せた方が楽に感じる場合、
- 首のカーブがうまく支えられていない
- 反り腰+首の緊張がセットで起きている
可能性が高いです。
この状態では、
- 首が反り
- 背中〜腰まで緊張が連鎖
しやすくなります。
うつぶせの場合多くの方は、首をいつも同じ方向に向けて寝ることが多いと思います。
これは体にねじれのクセをつけてしまうので、絶対やめたほうが良いです。
👉 反り腰と寝姿勢の関係については、
「反り腰の人がやってはいけない寝方3選|朝の腰痛がつらい人へ」
も参考になります。
重要なことだけ言います。
うつぶせ寝は、いいことないのでやめてください。
首のカーブを基準にした枕の選び方
枕選びで見るべきポイントは、シンプルです。
① 高さより「首の支えがあるか」
- 後頭部だけが沈む
- 首の下がスカスカ
この状態はNG。
首のカーブの頂点が、ふわっと持ち上がる感覚が理想です。
② 仰向け・横向きの両方に対応できるか
反り腰の人は、
無意識に横向きで寝ることが多いです。
そのため、
- 仰向け → 首を支える
- 横向き → 首〜肩の隙間を埋める
両方をカバーできる構造が必要。
③ 柔らかすぎないこと
柔らかすぎる枕は、
- 一見ラク
- でも首が沈みすぎる
結果、寝返りのたびに首が不安定になります。
「寝方を意識しても楽にならない」人へ
寝方を気をつけているのに、
- 朝の不調が変わらない
- 途中で目が覚める
そんな場合、
枕だけでなく、マットレスとのバランスも重要です。
実際、
- 寝返りが打ちづらい
- 身体が沈みすぎる
と、どんな枕でも効果が出にくくなります。
👉 マットレスと寝返りの関係については、
「寝返りが多い人・少ない人の違いと体への影響」
で詳しく解説しています。
枕選びで迷ったら
「正直、実物を触らないと分からない…」
その気持ちは正解です。
だからこそおすすめなのは、
- 高さ調整ができる
- 返品・交換が可能
- 首のサポート設計がある
この3点を満たす枕。
記事下や本文途中に、
👉「首のカーブを支える構造で、高さ調整ができる枕はこちら」
まとめ|枕は「首を休ませる道具」
朝起きると首・肩がつらい人は、
- 高さ
- ブランド
- 口コミ
よりも先に、
👉 首のカーブを支えられているか
を見直してみてください。
枕は、
一晩で体を治す魔法の道具ではありません。
でも、
首がきちんと休めるだけで、朝の感覚は確実に変わります。
「またダメだった…」と諦める前に、
一度“首基準”で枕を見直してみてください。
枕を変えても変わらない場合は
枕を変えても楽にならない場合、
枕ではなく、マットレスが合っていないケースも少なくありません。
寝返りのたびに姿勢が崩れるマットレスでは、
どんな枕を使っても首や腰に余計な力が入りやすくなります。
その点、NELLは
・寝返りが打ちやすい反発設計
・体のカーブが崩れにくい構造
を重視して作られているため、
「枕+マットレス」で寝姿勢を整えたい人には相性がいい選択肢です。
▶NELLマットレスの専門家視点での最新レビューはこちら:
NELLマットレス徹底レビュー|柔道整復師が腰痛・反り腰・自律神経の視点で本音解説


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