はじめに|Garminで筋トレも“見える化”できる時代へ
「Garminってランニングのイメージが強いけど、筋トレにも使えるの?」
そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
実はGarminの“筋トレモード”を使えば、レップ(回数)の自動カウント・使用筋肉の可視化・心拍数の変化記録まで、トレーニング内容を細かく分析できます。
つまり、フォームの乱れやオーバーワークを防ぎながら、効率的に筋トレを続けることが可能なんです。
この記事では、柔道整復師である筆者が、Garminの筋トレモードの設定方法・使い方・活用のコツをわかりやすく解説します。
👉️先におすすめモデルを見たい方はこちら → Garmin筋トレにおすすめモデル
Garmin筋トレモードとは?
Garminの「筋トレモード(Strength)」は、ウエイトトレーニングや自重トレなどを記録するためのアクティビティ。
心拍数、セット数、回数、使用筋肉部位などを自動で解析し、トレーニングを**“データで管理”できる**のが特徴です。
対応モデルは
- Forerunnerシリーズ(165、255など)
- Venuシリーズ
- Instinctシリーズ
(※下でおすすめモデルを紹介します)
Garmin筋トレモードでできる5つのこと
① 自動レップカウント(回数カウント機能)
Garminの加速度センサーが動きを感知し、自動で回数をカウント。
動作が小さい種目では誤カウントすることもありますが、フォームの一定化にも役立ちます。
※腕を動かさない種目は、基本カウントされない
→種目終了後や、トレーニング終了後に簡単に修正可能なので安心(💡やり方は下に)
② 心拍数のリアルタイムモニタリング
セット中の心拍数の上昇・休息時の回復を可視化。
強度コントロールや「追い込みすぎ防止」に最適です。

③ 筋肉マップ機能
Garmin Connectで、どの筋肉を使ったかを自動で色分け表示。
偏りが一目でわかり、バランス良いトレーニング設計に活かせます。

④ ワークアウト動画サポート
Venuシリーズなどでは、Garmin Connectから筋トレ動画をウォッチに転送可能。
フォーム確認にも便利です。

⑤ トレーニング効果の分析
筋トレ後には、「有酸素/無酸素効果」や「回復時間」が表示されます。
疲労管理や休息計画にも活用できます。
Garmin筋トレモードの設定方法
▶ スマートウォッチでの設定手順
- アクティビティメニューを開く
- 「筋力トレーニング(Strength)」を選択
- 種目をカスタマイズ(例:ベンチプレス、スクワットなど)
- セット数やレップ数を入力
- 開始ボタンを押してトレーニング開始!

▶ Garmin Connectアプリでの設定
- 「ワークアウト」→「筋トレ」を選択
- 種目・重量・回数を事前登録
- ウォッチに転送して開始
これにより、アプリで設計→ウォッチで実行→データで確認という流れが完成します。
Garmin筋トレモードの使い方【実際の流れ】
- ウォッチで筋トレモードを起動
- 種目を選択(または「その他」でもOK)
- セットを開始
- 終了したら「レップを確認」→必要に応じて編集
- 次のセットへ進む
Garmin Connectであとから修正もできますが、ウォッチでその場の修正も非常に簡単です。

カウントがズレる・反応しない時の対処法
- 可動域が小さい(例:レッグエクステンションで動きが浅い)
- フォームがブレている
- 時計の装着位置が緩い
- 非対応種目(プランク・サイドレイズなど)
👉 これらを意識すると精度が向上します。
正しいフォームでの可動域確保は、ケガ防止にもつながります(柔道整復師的に超重要ポイント)。
🔗参考記事:Garmin筋トレモードの種目判別と自動回数カウント精度を上げる5つの方法
筋トレモードを活用するメリット
- モチベーション維持:数字で成果が見える
- オーバーワーク防止:回復時間が可視化される
- フォーム改善に役立つ:レップの乱れでフォーム崩れを把握
- 部位の偏りを防ぐ:筋肉マップでバランス確認
専門家として補足すると、Garminで筋トレを可視化することは、ケガのリスク管理にも直結します。
筋肉の疲労や可動域の左右差をデータで把握できるのは、リハビリや身体ケアの現場でも有効です。
上級者向け機能「Strength Coach」とは?
一部のモデル(例:Venu 3)に搭載されているAIトレーナー機能。
トレーニング履歴や回復状態をもとに、翌日の最適トレーニングメニューを自動提案してくれます。
上級者だけでなく、
「今日は何を鍛えよう?」と迷う中級者にもおすすめです。
👉️Strength Coach搭載の人気モデルを見てみる
Garmin筋トレにおすすめのモデル
| モデル | 特徴 |
|---|---|
| Forerunner 165 | 軽量で筋トレ+ラン両対応。心拍精度◎ |
| Venu 3 | 動画ワークアウト対応、筋トレ機能最強クラス |
| Instinct 2 | タフ仕様。アウトドア・自重トレ中心の人に最適 |
👉 詳しくはGarmin Forerunner165レビューもチェック!
まとめ|Garmin筋トレモードで“効率的に鍛える”習慣を
Garminの筋トレモードを使えば、
ただの記録ではなく、筋トレを「見える成果」に変えることができます。
- 自動カウントで手間いらず
- 筋肉マップで偏り防止
- 回復時間でオーバーワーク防止
- 柔道整復師的にもケガ予防に◎
Garminをうまく活用して、「安全に・効率的に」理想の体づくりを目指しましょう。
💡Garminをもっと知りたい方はこちらもおすすめ
- Garmin Forerunner165 レビュー|初心者に最適なスマートウォッチ
- Garmin筋トレモード活用術|構造化ワークアウトで圧倒的筋力アップ
- Garmin睡眠コーチ完全ガイド|健康と回復を最大化する使い方


コメント