「運動しないと…」と思いながらも、
・ジムに行くほどの勇気はない
・ウォーキングも気が進まない(寒いし、暑いし・・)
・まずは家で、人目を気にせずはじめたい
そんな方にこそ、ピラティスはぴったりです。
呼吸に合わせて、ゆっくり身体を動かすだけ。
汗だくの激しい運動ではないのに、終わったあとには
「身体が軽くなったかも」
「私でも運動が続けられている」
そんな小さな達成感がしっかり残ります。
さらに、姿勢が整うことで腰痛や肩こりが軽減したり、
自律神経が整って気持ちがラクになったりと、
忙しい毎日の中に “ほっとする時間” を作ってくれるのも大きなメリット。
この記事では、
柔道整復師として100,000人以上の施術実績のある私が
ピラティスの基本・効果・準備するもの・最初の3ステップのやり方を初心者でも迷わないよう、ゼロからやさしく解説します。
今日からあなたの身体が、少し軽くなりますように。

ピラティスってどんな運動?
ピラティスは「体の深いところ(インナーマッスル)」を使って、
姿勢・呼吸・動きを整えていくエクササイズです。
特徴は
- 激しい運動ではない
- 息を止めない
- ひとつひとつの動きを丁寧に行う
という点。
運動が苦手でも始めやすいのに、
身体の変化を実感しやすいのが人気の理由です。
ピラティスで得られる5つのメリット
①姿勢が整い、見た目が若々しくなる
猫背・反り腰の改善につながり、自然とスタイルが良く見えます。
🔗参考記事:巻き肩の簡単セルフケア
【柔道整復師が解説】座ったままでOK!巻き肩を簡単に改善するストレッチ&セルフケア3選
②腰痛・肩こりの軽減
インナーマッスルが働くことで、身体の“支え”が強くなります。
インナーマッスルは、「支える」役割。体の軸を安定させる。
アウターマッスルは、「動かす」役割。体を動かすパワー筋。
インナーマッスル=”体の軸の安定”が機能していないと、不安定な状態で体を動かすことになるので、不調や痛みにつながりやすい。
ダイエットや運動だけでなく、痛みがなく、”軽い身体”にインナーマッスルは必要不可欠。
③自律神経が整う
深い呼吸で、緊張やイライラがリセットされます。
根本的に、深い呼吸ができる身体づくりができます。
🔗自分の呼吸は浅い?簡単チェック方法はこちら
呼吸が浅い人の特徴|胸郭の硬さと自律神経の乱れが起きる“本当の原因”を専門家が解説
④冷えやむくみが改善
血流が良くなり、「重だるさ」がスッと抜けやすくなります。
「冷えは万病の元」。坐骨神経痛などの神経痛には血流改善は非常に大切。
⑤運動習慣が身につく
「今日は10分だけ」でも十分効果があるため、続けやすいのが魅力。
まずはこれだけ!準備するもの
✔ 動きやすい服
✔ ヨガマット(薄手でOK)
✔ 水分
✔ スマホ(動画を見ながらやるなら)
※マットがない場合、カーペットでもOKですが、膝が痛くなりやすいので後々あった方が快適です。
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初心者向け|最初の3ステップ
「これだけできればOK」という最も基本的な3つをまとめました。
STEP1:胸式呼吸(ピラティス呼吸)
- 鼻から吸う
- 胸の横に空気を広げるイメージ
- 口から細く長く吐く
- 吐くときにお腹が薄くなる感覚を意識
👉 まずは30秒だけで充分
「ピラティスは、お腹を膨らませず、肋骨の横に空気を入れていく“胸式呼吸”。
腹筋を軽く使って体幹を安定させながら呼吸するため、腹式ではないけれど腹部はしっかり働いている。」
STEP2:ニートゥチェスト
ニー(knee=膝) to チェスト(胸)=“膝を胸に近づける”
目的:股関節と腰周りをゆるめる
- 仰向けになり片膝を胸へ引き寄せる
- 深呼吸2回
- 反対も同じく
👉 腰まわりの重さがふわっと抜ける動き
反り腰や、仰向けで寝ると腰が痛い方にオススメ
STEP3:ペルビックカール(骨盤の転がし)
目的:骨盤・背骨を滑らかにする
- 準備:マットに仰向けになり、膝を立てて足は腰幅に開きます。両腕は体側に置き、手のひらをマットにつけます。このとき、腰とマットの間に手のひらが入るくらいの自然なスペース(ニュートラルポジション)を保ちます。
- 吸って:息を吸います。
- 吐いて:息を吐きながら、骨盤を顔の方に傾け(骨盤後傾)、腰、そして背骨を一つずつ順番にマットから持ち上げます。身体が一直線になるまで持ち上げます。
- 吸って:持ち上げた状態で息を吸います。
- 吐いて:息を吐きながら、背骨を一つずつ下ろしていきます。まずは背骨、次に腰、最後に骨盤をマットに下ろします。
- 繰り返す:呼吸に合わせてこの動きを繰り返します。10回目安。
👉 腰痛持ちの方にとてもおすすめ
続けるコツ(挫折しない習慣づくり)
- 完璧を目指さない(10分で十分)
- 朝一番 or 夜寝る前に固定する
- 「ここまでやったらOK」と自分を褒める
- 動きの正確さより、呼吸を大切にする
継続のコツはとにかく
**“やさしく自分を扱うこと”**です。
自宅ピラティスにおすすめのオンラインレッスン
■ SOELU(ソエル)
リアルタイムレッスン多数。初心者クラスが豊富。
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👉 最初の1ヶ月は無料 or 体験割があるサービスが多いので、複数を試すのが正解。
まとめ|まずは“週2回・10分”から
ピラティスは「がんばる運動」ではなく、
身体と呼吸を整えていくやさしいセルフケアです。
続けるほど、
・身体が軽くなる
・気持ちが前向きになる
・腰痛や肩こりがラクになる
そんな変化が自然と出てきます。
まずは今日、
記事のSTEP1〜3を10分だけやってみてくださいね。
あなたの毎日を、もっと軽く、もっと心地よく。


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