「暑さで体が重い」「何を食べてもだるさが抜けない」
そんな“夏バテ”の正体、実は体内の“代謝の低下”が深く関わっています。
柔道整復師として多くの方をみてきた中で、疲労感や食欲不振に悩む方の多くが「乳酸の蓄積」や「エネルギー不足」の状態に陥っていました。そこから全身の倦怠感や、肩こり・頭痛にも繋がります。
そこで今回は、**「クエン酸」**という栄養素に注目。
どうしてクエン酸が夏バテに効くのか? そのメカニズムとおすすめの摂取法、また、アミノ酸との使い分けまでわかりやすく解説します。
普段の水分・栄養補給にちょっとひと工夫で夏の疲れがガラッと変わるかも!夏バテを予防・改善したい方はぜひチェックしてください!
夏バテとは?主な症状と原因
夏バテとは、暑さによって体のさまざまな機能がうまく働かなくなる状態。主な原因は以下の通りです。
- 自律神経の乱れ(冷房と外気の温度差)
- 発汗によるミネラル不足
- 食欲不振による栄養の偏り
- エネルギー代謝の低下・乳酸の蓄積
中でも代謝の低下=疲れやすさの根本原因になっている点は、見逃されがちです。
クエン酸が夏バテに効く3つの理由
① 体内のエネルギー代謝をサポート(クエン酸回路)
クエン酸は、体の中の「クエン酸回路」という代謝経路を活性化し、栄養から効率よくエネルギーを作り出す手助けをします。
疲れの元になる乳酸の分解もサポートするため、だるさ・疲労感が軽減されやすくなるのです。
💡 整骨院の現場でも、疲れやすさに悩む方にクエン酸を意識してもらうと、代謝改善による変化が現れることが多いです。
② ミネラルの吸収を助ける
夏は汗とともにミネラルが流れ出て、電解質バランスが崩れやすくなります。
クエン酸には、鉄・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル吸収を高める「キレート作用」があり、栄養の吸収効率を上げてくれるのも魅力です。
③ 酸味が“食欲不振”を改善
夏の食欲低下には、クエン酸の「酸味」が効果的。唾液や胃酸の分泌を促し、消化吸収を助けてくれる働きがあります。
「食欲が戻ったことで栄養がとれる → 元気が出る」といった好循環の起点になる成分です。
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クエン酸を上手に摂る方法
クエン酸は以下の食品・製品から摂取できます。
🍋 食品から摂る場合
- 梅干し(1個でクエン酸300~500mg)
- レモン、グレープフルーツ
- 黒酢・お酢を使ったドリンクや料理
- パイナップル、キウイなどの果物
→ 毎食1品、酸味のあるものを加えるだけでも変化が期待できます。
💊 市販品で効率よく摂る場合
食品から摂れない方、手軽さ重視の方には以下がおすすめです👇
柔道整復師おすすめ!クエン酸商品3選
1. ファイン クエン酸(粉末)
【特徴】無添加・コスパ◎・1日1〜2g目安
【おすすめ理由】水や炭酸水に溶かして簡単に摂取可能。甘くないので糖質制限中でもOK。
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2. やずやの香醋(こうず)ドリンク
【特徴】国産黒酢×アミノ酸豊富・飲みやすい
【おすすめ理由】疲労回復やダイエットにも◎。口コミ評価も高く、継続しやすい味。
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3. クエン酸ゼリー(携帯用)
【特徴】持ち運び便利・熱中症対策にも
【おすすめ理由】外出先でもサッと栄養補給でき、冷やして食べればリフレッシュ効果も。
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アミノ酸との使い分けで、より効果的な夏バテ対策を
夏バテ対策として注目されるクエン酸ですが、実はアミノ酸と組み合わせたり、目的によって使い分けたりすることで、より高い効果が期待できます。
たとえば、
- クエン酸は疲労の回復やエネルギー代謝のサポートに優れており、日常のだるさ・食欲不振におすすめです。
- 一方、アミノ酸は筋肉の修復や水分保持などに効果的で、運動後の回復や寝起きのだるさ対策にも向いています。
それぞれの特徴を知って、状況に応じて選ぶことで、夏の不調を根本から整えるセルフケアが可能になります。
👉 アミノ酸とクエン酸の効果的な使い分けについては、以下の記事で詳しく解説しています。
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まとめ|夏バテに負けない体をつくるなら“巡りと代謝”がカギ!
夏バテを予防するには、体を冷やしすぎず、代謝と栄養吸収をしっかり整えることが大切です。
クエン酸は「食事・栄養・回復」すべてに働きかける夏の万能サポーター。

柔道整復師としてもおすすめできる、安全で手軽な習慣です。
まずは梅干しやレモン水から、日常にクエン酸を取り入れてみてくださいね!
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