「膝の痛みがあるけど、練習を休むべき?」
「チームを休みたくない…」
成長期の選手や保護者にとって、オスグッドでの練習継続は大きな悩みです。
特に保護者にとっては、「本当に痛いの?」「休ませるべきかわからない」といった悩みは多いはず。
本記事では、柔道整復師×スポーツトレーナーの現場視点で、痛みの程度に応じた練習復帰の基準やセルフチェック法、保護者ができるサポートまで解説します。

練習を続けてもいい?痛みのレベル別ガイド
オスグッドの症状は軽度〜重度まで幅があります。痛みのレベルに応じて判断することが、再発を防ぐ第一歩です。
- レベル3は休むべき
- レベル2は休んだ方が長期化リスク・重症化リスク減少
休まない場合は、セルフケアを増やしたり、医療機関で治療を受けながら1〜2週間で改善していくなら休まなくてもOKと判断 - レベル1だからといって油断は禁物
股関節やハムストリングスが硬い可能性が高いので、重症化しないようセルフケアを徹底し、早めの医療機関受診を推奨
レベル1:運動後のみ痛む
- 練習中は問題ない(集中しているときは痛みがない)が、終わった後や翌朝に痛みが出る
- 対応:練習を完全に休む必要はなし。練習後のストレッチ・エクササイズを徹底
レベル2:運動中も痛むがパフォーマンス低下なし
- ジャンプやダッシュで痛むが、思い切りプレーできる状態
- 対応:痛みが出る動作は避け、負担を減らした練習内容に変更
レベル3:歩くだけでも痛い、パフォーマンス低下あり
- 歩行時や軽い動作でも痛みがあり、プレーに支障
→「痛いけどできる」ではなく、「痛くてできない」 - 対応:完全休養が必要。無理をせず膝を休ませる
競技復帰の目安・基準
- 痛みが日常生活で出ないこと(歩行・階段での違和感なし)
- 大腿四頭筋のストレッチでオスグッドに痛みがない
→うつぶせで膝を曲げて、かかとがお尻について痛みがない
※競技中、膝がグッと曲がった際に再発・悪化するリスクあり - 片脚スクワットが、痛くない方の膝と同じくらい”曲げることができて”かつ”痛みがない”
→片脚スクワットが痛いのに、走って痛くないはずがない - 最終判断は医師・トレーナーに相談することが安心
セルフチェック法:日常でできる膝の確認
- 膝の熱感・押さえた痛みの度合いをチェック
- 歩行時や階段での違和感を記録
- 練習後の痛みが翌日まで残る場合は負荷を落とす
保護者ができるサポート
- 痛みを軽視せず、本人の訴えを確認
※うつぶせでの膝の曲がり具合や、片脚スクワットの痛みの度合い・角度で客観的にも評価 - 練習前後と入浴後のストレッチやエクササイズができているか見守る
→「ペアストレッチ」にトライ - 回復が遅い場合は整形外科や整骨院で相談
→3日連続で痛ければ受診を勧めます。早いに越したことはありません。
👉️オスグッドの再発を防ぐ5つの習慣|成長期スポーツ選手の予防ケア完全ガイド
練習を続けるときに取り入れたいアイテム
| 商品名 | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| ニトリート キネシオロジーテープ | 伸縮性が高く膝下の牽引を軽減 | 練習時のサポート |
| ザムスト JKバンド | 膝下の圧迫で衝撃吸収 | サッカー・バスケなどジャンプ競技に |
| RAIZプロテイン | 植物性で胃腸に優しい | 栄養補給・回復サポート |
👉️【ニトリート】キネシオロジーテープ:JFFA 日本陸上競技連盟オフィシャルテープ
👉️【ザムスト】JKバンド:左右兼用
👉️【RAIZ】ホエイプロテイン:子どもでも美味しく飲める
まとめ|「膝曲げて痛くない」「片脚スクワットOK」が競技復帰のタイミング
- 「膝曲げて痛くない」かつ「片脚スクワット左右差なし」が競技復帰の条件
→最低でも、「片脚スクワット左右差なし」が最低条件。”踏ん張れる度合い”のチェックなので、これが改善されずに復帰すると、再発や他の部位のケガにつながる - オスグッドは無理をすると再発リスクが高まる
- 痛みのレベルを見極め、段階的に練習復帰をすることが大切
- セルフチェックと保護者サポートで膝の状態を管理
- 栄養・サポートアイテムを活用して、再発を防ぎながら安全に練習を続けましょう
👉 RAIZプロテインで栄養サポート
👉 ザムスト JKバンドで膝を守る
👉 オスグッドのセルフケア|ストレッチ集
👉️ オスグッドの栄養サポート|タンパク質とプロテイン活用法
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