マットレスで睡眠の質はここまで変わる|朝のだるさ・腰痛が続く本当の理由【柔道整復師が解説】

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マットレス 睡眠の質 向上 姿勢・痛み改善

「しっかり寝たはずなのに、朝から体が重い」
「起きた瞬間、腰に違和感がある」

こうした不調が続くと、
年齢や疲労、運動不足のせいだと思いがちですが、
実は“寝ている環境そのもの”が原因になっているケースが少なくありません。

睡眠中、本来体は
・力を抜き
・呼吸を深め
・寝返りで負担を分散しながら
回復していきます。

しかし、
体に合わないマットレスを使っていると、この回復がうまく行われません。

腰が反らされ、体に余計な力が入り、
無意識のうちに浅い呼吸・少ない寝返りのまま朝を迎えてしまうのです。

つまり、
「寝ている時間は足りているのに回復しない」状態は、
マットレスによって作られている可能性があるということ。

まずはここに気づくことが、睡眠の質を変える第一歩になります。

マットレス 睡眠の質 向上

マットレスが睡眠の質を左右する決定的な理由

睡眠中の体を支えているのは「筋肉」ではなく「マットレス」です。

特に深い睡眠(ノンレム睡眠)では筋肉の活動が低下し、ほぼ“寝具の支え”だけで体を保持しています

つまり、

  • 反発力が弱い → 体が沈みすぎて姿勢が崩れる
  • 反発力が強すぎる → 体が浮いて筋肉が緊張する

というどちらの状態でも、回復しにくくなります。

睡眠の質は科学的には
「寝返りの回数 × 呼吸の深さ × 自律神経の安定」で決まります。

これらすべてにマットレスが関わっています。

朝だるい・腰痛の人に共通する「3つの睡眠サイン」

マットレスが合っていないかどうかは、
寝ている最中のことよりも
朝の体の感覚を見る方が分かりやすいです。

サイン① 朝起きた直後、腰が痛い・張っている

起き上がるときに
・腰が突っ張る
・朝は痛いが、動いていると緩和してくる

これは、寝ている間に
腰が反らされた状態で固まっているサインです。

サイン② 仰向けで寝ると「落ち着かない」

仰向けになると、

  • 腰が浮く感じがする
  • 膝を曲げないと休まらない
  • 無意識に横向きになる

この場合、
仰向け姿勢で体を預けられていません。

寝姿勢が安定しないと、睡眠の質は上がりません。

また、仰向けで落ち着かない場合、
実は反り腰の人がやってはいけない寝方を無意識に続けているケースも少なくありません。

「なぜ仰向けがつらくなるのか」「どんな寝方が腰に負担をかけるのか」は、
こちらの記事で詳しく解説しています。

👉 反り腰の人がしてはいけない寝方とは?
反り腰の人がやってはいけない寝方3選|朝の腰痛・疲労感の原因とは?

サイン③ 朝から呼吸が浅く、体がだるい

朝から呼吸が浅く、体がだるい場合、
体だけでなく自律神経の切り替えがうまくいっていない可能性も考えられます。

本来、睡眠中は副交感神経が優位になり、呼吸は深く、体は回復モードに入ります。

しかし、
寝具が合わず体に力が入り続けていると、
眠っている間も交感神経が働いたままになりやすく、
朝のだるさや疲労感として現れます。

合わないマットレスが“睡眠の悪循環”を生む仕組み

結論:迷ったら「中反発」がいちばん失敗しにくい

朝のだるさや腰の違和感が続く場合、
マットレス選びで迷ったら、
まずは中反発を選ぶのがいちばん失敗しにくいと考えています。

理由はシンプルで、
睡眠中に必要な

  • 体を預けられること
  • 自然に寝返りが打てること

この2つを、極端にならず両立しやすいからです。

なぜ「中反発」が体を休ませやすいのか

マットレスが合わないと、
睡眠中、体は無意識に力を入れてバランスを取ろうとします。

たとえば、
硬すぎるマットレスでは、

  • 反り腰を助長
  • 呼吸が浅くなりやすい

一方、柔らかすぎるマットレスでは、

  • 腰や背中に余計な負荷がかかる
  • 寝返りが打ちにくい

どちらの場合も共通して、体が力を抜けないまま眠る状態になります。

中反発マットレスは、

  • 体のラインをやさしく支えながら
  • 沈み込みすぎず
  • 自然な寝返りができる

というバランスがあります。

この「支えすぎない・沈ませすぎない」状態が、寝返り・呼吸・自律神経の切り替えを邪魔せず、
体が回復モードに入りやすい睡眠をつくります。

特に、

  • 反り腰気味の人
  • 仰向けで落ち着かない人
  • 朝、腰や背中が重い人

には、
中反発が合いやすいケースが多く見られます。

体に合うマットレスの選び方【柔道整復師が解説】

マットレス選びでよく言われる
「硬めがいい」「柔らかめがいい」という話。

実はそれより大事なのは、腰が反らされていないかどうかです。

どんなに高評価のマットレスでも、
寝たときに腰が浮いたり、反りが強くなるなら、その人の体には合っていません。

合う・合わないの判断は「寝返りと呼吸」

体に合うマットレスかどうかは、

  • 寝返りが自然に打てるか
  • 呼吸が浅くならず、楽にできるか

この2つで判断できます。

寝返りがスムーズで、
深呼吸がしやすい状態であれば、体は余計な力を使わずに眠れる可能性が高い。

敷布団1枚でできる“自分に合う硬さチェック”

実は、
今使っているマットレスに、 ”敷布団を1枚重ねて寝るだけ で、硬さの相性が判断できます。

マットレスではなく普段も敷布団を使っている場合は、更にもう1枚重ねてみてください。

敷布団を1枚重ねると、
底づき(床の硬さの影響)が減り、中反発に近い寝心地 になります

反り腰の方は
「硬すぎず柔らかすぎず」の中間ゾーンが合うことが多いため、
2枚重ねで朝の腰痛が軽くなる場合は、中反発寄りのマットレスが適している可能性が高いです。

実際に臨床でも、

「ずっと朝の腰痛で悩んでいたけど、2枚重ねで試したら一気に楽になった」


というお声が多いです。

朝の不調が「腰以外」に出ている人へ

なお、
朝の不調が首・肩・頭に強く出ている場合は、
マットレスだけでなくの影響も大きく関わります。

不調の出方によって、
見直すべき寝具は変わります。

  • 首や肩がつらい人は「枕
  • 腰や背中がつらい人は「マットレス」

👉 枕の選び方|朝起きると首・肩がつらい人が見直すべき「首のカーブ」【柔道整復師監修】

睡眠の質が上がる人に共通する体の条件

睡眠の質が安定している人には、
共通した体の状態があります。

それは、

  • 寝返りがしやすく
  • 呼吸が深くできる姿勢が取れていること

この状態では、
体が自然とリラックスしやすくなり、副交感神経に切り替わりやすくなります。

逆に、
寝具や姿勢の影響で体に力が入っていると、
眠っている間も緊張が抜けず、朝のだるさや疲労感につながります。

呼吸や胸郭の動き、自律神経を整える具体的な方法については、
以下の記事で詳しく解説しています。

👉 呼吸が浅い人の特徴|胸郭の硬さと自律神経の乱れが起きる“本当の原因”を専門家が解説

マットレス選びで迷ったときの「おすすめな選択肢」

いろいろ試すのが難しい場合は、
まず1つ目の選択肢として間違いにくいマットレスから考えるのも一つです。

中反発寄りで、
反り腰の人でも腰が浮きにくく、
寝返りを邪魔しにくい設計のものとして、
臨床的にも相性が合いやすいと感じるのが NELLマットレスです。

NELLが合いやすい理由

  • 日本人の体型・反り腰を考慮した設計
  • 腰だけが沈みすぎない体圧分散
  • 寝返りを邪魔しにくい反発力

「硬すぎず、柔らかすぎず」
体を無理に矯正せず、“休ませる姿勢”を作りやすいのが特徴です。

睡眠の変化は「数値」で確認すると続きやすい

寝具を変えたあとの変化は、
体感だけでなく「数値」で確認できると続けやすくなります。

Garminなどのスマートウォッチでは、

  • 睡眠スコア
  • 自律神経や回復状態の目安

を確認することができます。

あくまで補助的な指標ですが、
体感+数値の両方で見ることで、睡眠の変化に気づきやすくなります。

👉 睡眠中の回復状態を知る「HRVステータス」とは
Garmin HRVステータスとは?平均値・見方・上げ方まで徹底解説【低い時の原因と改善策付き】

ガーミン HRV 低い

まとめ|朝の不調が続くなら、まず“寝具”を疑って

朝のだるさや腰の違和感が続くなら、
体の問題だけでなく、
毎晩使っている寝具を見直す価値は十分あります。

大切なのは、

  • 腰が反らされていないか
  • 寝返りと呼吸が自然にできているか

この2点。

迷ったら、
体を支えすぎず、沈みすぎない
中反発マットレスから試してみるのがおすすめです。

睡眠は、体を回復させるための時間。
「頑張らなくても休める環境」を整えることが、朝の不調改善への近道です。

”枕難民”の方におすすめのコスパ最強「枕」

枕選びで迷いやすいのは、
「高さ」や「硬さ」を感覚で選んでしまうからです。

実際に使ってみて、
首を支えながらも圧迫感が出にくかった枕については、
こちらで詳しくまとめています。

👉️ MOGU 家族の健康まくら|柔道整復師が臨床で勧める理由と正直レビュー

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