リブフレアとは?肋骨が開く原因と改善方法|反り腰や姿勢との関係を柔道整復師が解説

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リブフレアとは 姿勢・痛み改善

最近SNSや美容の分野でよく聞くようになった「リブフレア」という言葉。
リブフレアとは、肋骨(ろっこつ)が前に開いた状態のことを指します。

肋骨が開いた状態になると、

・お腹がぽっこり出て見える
・くびれができにくい
・姿勢が崩れやすい
・呼吸が浅くなる

といった見た目や体の不調につながることがあります。

特に最近は、

  • 反り腰
  • 姿勢不良(猫背・巻き肩)
  • デスクワーク
  • スマホ時間の増加
  • 出産後の体型変化や体幹の弱化

などが影響し、リブフレア(肋骨の開き)が気になる人が増えているとも言われています。

ただし、リブフレアは
原因を理解して正しくケアすれば改善が目指せる状態です。

この記事では柔道整復師の視点から、

  • リブフレアとは何か
  • 肋骨が開く原因
  • 自分でできるセルフチェック
  • 改善のためのストレッチやトレーニング

についてわかりやすく解説します。

「もしかして自分もリブフレアかも?」
と感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

リブフレアのセルフチェック(簡単4項目)

「もしかして自分もリブフレアかも?」と思った方は、次の4つをチェックしてみましょう。

① 鏡で確認
横から鏡を見たときに、胸よりも肋骨(あばら)が前に突き出ているように見える場合は、肋骨が開いている可能性があります。

② 角度チェック(肋骨下角
左右の肋骨が合わさる部分の角度を肋骨下角といいます。
この角度が90°以上ある場合、リブフレアの可能性があります。
※正常な角度の目安は70〜90°程度です。
A4用紙の角(約90°)を目安にすると簡単にチェックできます。

リブフレア セルフチェック 角度

③ 反り腰の姿勢になっている
立っているときに腰が過度に反り、お腹が前に出やすい姿勢になっている場合、肋骨が開きやすい状態になっていることがあります。

④ 呼吸のチェック
息を吐ききっても肋骨が閉じない、または**肩が上下する呼吸(肩呼吸)**になっている場合、胸郭の動きがうまく使えていない可能性があります。

リブフレアになる主な原因

リブフレアは骨の変形というより、姿勢や筋肉のバランスの崩れによって起こることが多い状態です。

反り腰や姿勢不良

リブフレアと特に関係が深いのが

・反り腰
・猫背
・巻き肩

などの姿勢不良です。

その中でも私の経験上、反り腰が最も関係が強いです。

このような姿勢になると、骨盤と肋骨の位置関係が崩れ、肋骨が前に開きやすくなります。

反り腰の改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉️反り腰の治し方|骨盤前傾が原因?今日からできるピラティス改善法【柔道整復師が解説】

呼吸が浅い

呼吸の浅さもリブフレアの原因の一つです。

本来の呼吸では

・横隔膜
・肋骨
・背中

などが連動して動きます。

しかし呼吸が浅くなると、胸や肩で呼吸するようになり、胸郭の動きが悪くなることがあります。

呼吸が浅くなるのはリブフレアの症状でもありますが、
合わない枕やマットレスを使ったり、緊張するようなストレス環境などで呼吸が浅くなることが
リブフレアの原因ともなります。

呼吸が浅くなる原因については、こちらの記事でも解説しています。
👉️呼吸が浅いのはなぜ?セルフチェックと原因、自律神経・睡眠との関係を解説

体幹の弱さ(腹圧の低下)

リブフレアの改善で最も重要なポイントの一つが腹圧です。

腹圧とは、お腹の内側にかかる圧力のことで、
この圧力によって体幹は安定しています。

体幹の筋肉が弱くなると腹圧が低下し、

・肋骨が開きやすくなる
・反り腰になりやすい
・お腹がぽっこり出やすい

といった状態になります。

特に重要なのが

外腹斜筋(がいふくしゃきん)

という脇腹の筋肉です。

外腹斜筋は肋骨と骨盤をつなぐ筋肉で、この筋肉が働くことで

・肋骨を内側に引き寄せる
・腹圧を高める
・体幹を安定させる

といった役割があります。


産後の腹直筋離開

女性の場合、出産後の体の変化もリブフレアと関係することがあります。

出産後は、お腹の中央にある腹筋(腹直筋)が左右に離れる
腹直筋離開という状態になることがあります。

腹直筋離開があると腹圧が入りにくくなり

・肋骨が開きやすくなる
・姿勢が不安定になる
・お腹が戻りにくい

といった状態につながることがあります。

そのため、

リブフレアの改善は

腹筋を鍛えること(特に外腹斜筋)や腹圧を高めることがとても重要。


リブフレアとくびれの関係

「くびれができにくい」と感じている方の中には、リブフレアが関係している場合があります。

肋骨が開いている状態では、

・肋骨が外側に広がる
・お腹が前に出やすくなる

ため、ウエストラインがぼやけやすくなります。

逆に、外腹斜筋などの体幹の筋肉がしっかり働き、肋骨の位置が整うと
ウエストラインが引き締まりやすくなることもあります。


リブフレア改善ストレッチ|胸郭(きょうかく)を柔らかくする

まずは、肋骨まわりの柔軟性を高めるストレッチです。

胸郭が硬くなると呼吸が浅くなり、肋骨が開いた状態がクセになりやすくなります。

リブフレア ストレッチ

おすすめのストレッチは

・体側ストレッチ
・背中ストレッチ
・胸を開くストレッチ

などです。

自宅でできる胸郭ストレッチについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉️胸郭ストレッチ|呼吸が浅い・肩こりが気になる人のための簡単セルフケア


リブフレア改善トレーニング

リブフレアの改善では、腹圧を高めるトレーニングが重要です。

特におすすめなのが

・ドローイン
・デッドバグ
・腹式呼吸トレーニング

などの体幹トレーニングです。

これらのトレーニングでは

肋骨を内側に引き寄せる意識で呼吸すること

がポイントになります。

ストレッチとトレーニングを組み合わせることで、
肋骨と骨盤のバランスが整いやすくなります。

トレーニングの具体的なやり方は、こちらの記事で解説しています。
👉️反り腰の治し方|骨盤前傾が原因?今日からできるピラティス改善法【柔道整復師が解説】


睡眠環境も姿勢に影響する

意外と見落とされがちですが、寝姿勢や寝具も姿勢に影響します。

例えば

・柔らかすぎるマットレス
・合わない枕

などは、寝ている間に姿勢が崩れる原因になることがあります。

睡眠環境を見直すことで、姿勢や呼吸が改善することもあります。

詳しくはこちらの記事で解説しています。
👉️マットレスとの関係:反り腰に合うマットレスとは?柔道整復師が選び方とNELLの実力を解説
👉️枕との関係:MOGU枕レビュー|首・肩こりに合う?柔道整復師が正直解説


まとめ

リブフレアとは、肋骨の下の部分が前に開いた状態のことです。

原因として多いのは

・反り腰
・姿勢不良
・呼吸の浅さ
・体幹の弱さ

などです。

改善のポイントは

胸郭の柔軟性を高めること
腹筋(特に外腹斜筋)を使い腹圧を高めること

ストレッチと体幹トレーニングを取り入れながら、無理のない範囲で体を整えていきましょう。

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