「しっかり寝たはずなのに、ガーミンの睡眠スコアが低い」
「毎晩7時間以上寝ているのに、回復した感じがしない」
そんな違和感を感じていませんか?
Garmin(ガーミン)の睡眠スコアは、
睡眠時間だけでなく、心拍・呼吸・回復の状態を総合して算出されています。
つまり、スコアが低いのは「寝不足」ではなく、体がうまく休めていないサインかもしれません。
その原因として意外と見落とされやすいのが、
マットレスや枕などの寝具、
そして 首・姿勢・呼吸の状態です。
この記事では、
ガーミンを使っている人ほど知っておきたい
「睡眠スコアが伸びない本当の理由」を、
柔道整復師の視点からわかりやすく解説します。
ガーミンの機能解説が目的ではありません。
数値の裏側にある“体の状態”を理解することが、睡眠の質を変える近道です。

ガーミンの睡眠スコアは「体の回復度」を見ている
ガーミンの睡眠スコアが低く出るとき、
多くの人はこう考えます。
- 寝る時間が遅かった
- 途中で目が覚めた
- もっと長く寝なきゃいけない?
もちろんそれも一因ですが、
臨床で見ていると、それだけでは説明できないケースが非常に多いです。
実際には、
- 呼吸が浅い
- 首や肩に力が入ったまま寝ている
- 寝返りのたびに体が緊張している
こうした状態では、寝ているのに回復しない睡眠になります。
その結果、
ガーミン上では
・睡眠スコアが伸びない
・Body Batteryが回復しきらない
といった形で現れます。

睡眠スコアが低い人に多い3つの体のサイン
サイン① 朝起きた時から首・肩が重い
夜中に目は覚めていない。
でも朝から首や肩がきつい。
これは、
首が休めていない状態で寝ている可能性が高いサインです。
特に枕が合っていない場合、
- 首が浮いている
- 逆に押し上げられている
どちらでも、
首まわりの筋肉は一晩中働かされます。
サイン② 深呼吸が自然にできない
朝、「大きく息を吸おうとしても入りにくい」
そんな感覚はありませんか?
これは
首・胸郭(肋骨まわり)・姿勢の硬さが影響していることが多いです。
枕の高さが合っていないと、
- 顎が上がる
- 首の前側が縮む
結果として、
寝ている間の呼吸が浅くなります。
ガーミンで「呼吸数が多い」「回復が弱い」
と出る人に、とても多いパターンです。
サイン③ 頭痛・寝違えが増えてきた
以前より、
- 朝の頭痛が増えた
- 寝付きが悪くなった
こうした変化がある場合、
首や肩に負担が蓄積しているサインです。
「たまたま調子が悪かった」ではなく、
睡眠中の姿勢や寝具が合っていない可能性を疑っていい段階です。

不調が出る場所で、見直す寝具は変わる
寝具を見直そうと思ったとき、
「マットレスも枕も全部変えたほうがいいのかな」と悩む方は少なくありません。
でも臨床で見ていると、
不調が出ている場所によって、見直す順番ははっきり分かれます。
ポイントはとてもシンプルです。
- 朝に腰がつらい → マットレス
- 首や肩がつらい → まずは枕
それぞれ、理由を説明します。
朝に腰痛・反り腰がある人は、マットレスから
朝起きた直後から腰が痛い、
反り腰が強くなった感じがする。
このタイプの方は、
寝ている間に腰が休めていない可能性が高いです。
多くの場合、
- マットレスが柔らかすぎて腰が沈み込む
- 寝返りが打ちづらく、同じ姿勢が続く
- 無意識に腰を反らせてバランスを取っている
こうした状態が重なっています。
このケースでは、
枕を変えても腰痛が大きく改善することは少なく、
体を支える土台であるマットレスの影響が先に出ます。
「朝が一番つらい腰痛」がある方は、
まずマットレスから見直すのが近道です。
▶ 朝の腰痛・反り腰とマットレスの関係はこちら
朝起きると腰が痛い原因は寝具?柔道整復師が教えるマットレスの見直しポイント
首・肩がつらい人は、まず枕を見直す
一方で、
- 朝から首や肩が重い
- 寝違えや頭痛が増えてきた
- 寝たはずなのに首が楽にならない
こうした症状がある場合、
原因は枕で首をうまく休ませられていないことが多いです。
枕選びというと
「高さ」や「硬さ」に目が行きがちですが、
本当に大切なのは、
- 首のカーブが自然に支えられているか
- 首と枕の間に隙間ができていないか
という点です。
首が宙に浮いた状態や、押し上げられて力が入った状態では、
首まわりの筋肉は一晩中働き続けます。
その結果、
- 呼吸が浅くなる
- 朝起きても疲れが取れていない
- ガーミンの睡眠スコアが伸びにくい
といった形で表れることもあります。
首・肩のつらさが中心の方は、
マットレスよりも先に枕を見直すほうが効果的です。
▶ 枕の選び方を詳しく知りたい方はこちら
👉️ 枕の選び方|朝起きると首・肩がつらい人が見直すべき「首のカーブ」【柔道整復師監修】
両方つらい場合は、どう考える?
「腰も首も両方つらい」という場合は、
朝いちばん強く感じる症状を基準にしてください。
- 起きた瞬間、まず腰がつらい → マットレス
- 起きた瞬間、首や肩がきつい → 枕
どちらかを整えることで、
もう一方の負担が軽くなるケースも少なくありません。
ガーミンユーザーほど「数値+体感」をセットで考えてほしい
ガーミンはとても優秀なツールです。
ただし、数値だけを追いかけても睡眠は良くなりません。
大切なのは、
- 朝の体の軽さ
- 呼吸のしやすさ
- 首・肩の違和感の有無
こうした体感と、睡眠スコアを照らし合わせて考えること。
「数値が低い=もっと頑張る」
ではなく、
「体が休めていない理由を探す」
この視点に切り替えるだけで、改善の方向が変わります。
枕を見直すなら「首を休ませられるか」が基準
もし枕を見直すなら、
チェックしてほしいのは高さよりも、
- 首と枕の間に隙間がないか
- 首のカーブがやさしく支えられているか
です。
実際に、首を休ませる設計の枕に変えることで、
- 朝の首・肩の重さが減る
- 呼吸が楽になる
- 睡眠スコアが安定する
こうした変化を感じる人は少なくありません。
▶ 首を休ませる効果が高い枕は?
👉️ MOGU 家族の健康まくら|柔道整復師が臨床で勧める理由と正直レビュー
それでも変わらない場合は「体の使い方」も見直す
枕や寝具を整えても変わらない場合、
原因は体そのものの緊張にあります。
首・姿勢・呼吸はつながっています。
日中の姿勢や体の使い方が、
そのまま睡眠中にも持ち込まれるからです。
▶ 反り腰・姿勢を整えるピラティス記事
👉️ 自宅でできるピラティス|初心者でも今日から始められる基本ステップ【保存版】
「姿勢を正す」のではなく、
力を抜いて支えられる体を作ることが、
結果的に睡眠の質を押し上げます。
まとめ|睡眠スコアは「体からのメッセージ」
ガーミンの睡眠スコアが低いのは、
失敗でも、努力不足でもありません。
それは、
体がうまく休めていないというサインです。
まずは、
- 寝具が心地よいか
- 呼吸が浅くなっていないか
- 朝の疲労感を諦めていないか
ここから見直してみてください。
数値を変える前に、体の状態を整える。
それが、睡眠の質を根本から変える一歩です。
首や枕を見直しても、
「腰の違和感が残る」「寝返りが打ちにくい」と感じる場合は、
体を支える土台であるマットレスも一度チェックしてみてください。
体圧分散と寝返りのしやすさのバランスという点では、NELLマットレスは候補に入れやすい一枚です。
また、睡眠の変化を感覚だけで判断するのが難しい人には、
Garmin 265での睡眠管理もおすすめです。
数値で傾向を把握することで、寝具を見直したあとの変化にも気づきやすくなります。
「体の状態を整える × 睡眠を見える化する」
この2つを組み合わせることで、睡眠の質は少しずつ安定していきます。


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